病気のことを考えないのが一番
病気を治そうとするなら、このもとから治すことが必要になるのです。
その治すべきもととは何か。
それは結局「意識を変える」ということにつきるでしょう。
これが私が長い間病気とつきあい、また病気治しの遍歴をして得られた結論です。
病気は心のゆがみが原因なのですから、このゆがみを正せばいい。
「ガンはいやだ、ガンにはなりたくない」と思うことは、心にこの恐ろしい病気をイメージすることであり、それは心のゆがみとなってあらわれるのです。
心のゆがみとは具体的にいえば、不安、恐怖、怒り、憎しみ、嫉妬など、人間が抱くマイナスの感情です。
こういう感情をつねに抱いていると、そのイメージが心の不安となってゆがみをつくり、それがさまざまな症状になってあらわれてくるのです。
たとえばこんな人がいます。
ガンが心配で心配でたまらない。
医師が検査してみて「大丈夫ですよ」と答えると
「先生、本当のことをいってください。私は覚悟ができてますから……」
としつこくたずねるような人です。